受付 9:00-12:00 16:00-19:00
休診:木曜・土曜午後、日曜(土曜午前は9:00-13:00)

052-871-5941

ブログBLOG

禁煙治療の流れ

2019年5月1日
1初回の診察
息に含まれる一酸化炭素の濃度をチェックし、ニコチン依存症か見極めます。結果が出たら、相談しながら禁煙開始日を決めて、「禁煙宣言書」にサインをします。
今までの禁煙経験・現在の健康状態などをヒアリングし、普段の生活におけるアドバイスをさせていただきます。
22回目の診察
2回目も初回に引き続き、呼気一酸化炭素濃度測定をします。もしこの2週間でタバコを吸ってしまった場合はこの時に「禁煙できなかった」と伝えましょう。吸ってしまったからと言って禁煙治療が失敗というわけではありませんのでご安心ください。医師との約束は守れたか、薬をちゃんと飲んでいたかなど、もう1度ご自身の生活を見直してみましょう。禁煙が無事成功している方は、引き続き今の状態を続けていきましょう。
33回目の診察
1,2回目の診察と同様、呼気一酸化炭素濃度測定を行います。禁煙開始日から約1か月が経っていますが、早い方だとこの時には呼気一酸化炭素濃度はタバコを吸わない方とほぼ同等の数値が得られます。あとは、脳に残るニコチンの残像との闘いです。特に、他人が吸っているのを見た時、イライラした時、悲しい時など、喫煙衝動が出てしまい、「我慢できずに吸ってしまった」なんてことがあるかもしれません。そうならないためにも、医師のアドバイスをしっかりと聞きましょう。
44回目の診察
禁煙開始日から2か月が経過しています。今までと同様、呼気一酸化炭素濃度を測定し、医師からのアドバイスを受けます。禁煙を継続できていると、身体が少し軽くなったり目覚めが良くなったりと様々な変化が表れます。
しかし、この時期はどうしても油断してしまう時期でもあります。1本でも吸ってしまうと以前の生活に逆戻りですので、気を引き締めていきましょう。
55回目の診察
禁煙開始日から3か月、これで最後の通院です。以前よりもタバコの煙に敏感になり、不快に感じられると思います。ニコチンの残像は、一生残るとも言われているので「1本だけなら大丈夫」とは絶対に考えず、「1本吸ったら今までの努力が全部無駄になる」と考えてください。
※この診療から1年間、保険診療は受けることはできません。